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グレナダ、2026年11月5日に前倒し総選挙

最終更新

グレナダで2026年11月5日、下院の公選15議席を争う総選挙の投票が行われる。本来の期限より1年近く早い実施となる。2022年から政権を担うディコン・ミッチェル首相の国民民主会議に、エマリン・ピエール氏率いる新国民党が挑む。

投票日
2026年11月5日
投票終了
最初の結果
2022年は投票当日に暫定結果が判明
選出対象
下院議員15人(各選挙区から1人)
決定方式
15議席の過半数:政権樹立には8議席以上が必要
就任
2022年は投票の翌日に新首相が就任宣誓

立候補者

弁護士のディコン・ミッチェル氏は2022年6月から首相を務める。与党の国民民主会議(NDC)を率い、自身のチームに引き続き政権を任せるよう有権者に求めている。同氏は、政権発足後、売上にかかる税である付加価値税(VAT)の免除対象品目を増やしたとしている。

エマリン・ピエール氏は最大野党の新国民党(NNP)を率いる。2024年に党首に就任し、同党を率いて総選挙に臨む初の女性となる。NNPは、政権発足から90日以内に砂糖と電気へのVATを撤廃し、水道への新たな賦課金を撤回すると公約している。

元外相のピーター・デービッド氏は2025年11月、民主人民運動(DPM)を立ち上げた。同党も15議席で候補を擁立する見通し。

投票の仕組み

有権者は下院議員15人を選ぶ。各選挙区から1人が選出される。過半数を確保して政権を樹立するには、8議席以上が必要となる。

投票所は、これまでの総選挙と同様、現地時間午前6時に開き、午後5時に閉まる。警察官は11月2日の特別投票日に投票する。有権者登録は10月2日に締め切られた。

これまでの経緯

NDCは2022年6月23日の総選挙で15議席中9議席を獲得し、キース・ミッチェル首相(当時)が率いるNNPを破った。NNPの創設者であるキース・ミッチェル氏は、ディコン・ミッチェル氏と血縁関係はない。キース・ミッチェル氏は国会議員を42年務めた後、2026年10月1日に政治の第一線から退いた。

セシル・ラグレナード総督は2026年10月2日、首相の助言に基づき議会を解散した。ディコン・ミッチェル氏は10月4日、NDCの選挙運動開始集会で投票日を発表した。憲法上の選挙期限は2027年10月だった。

ピエール氏は10月5日、ミッチェル氏に全国討論会を申し入れた。ミッチェル氏も討論会の開催を求めていた。法務長官府は10月8日、選挙手続きの一部に異議を唱える訴えが高等裁判所に提起されていると明らかにし、手続きは憲法と法律に従っていると判断していると述べた。

今後の流れ

  1. 議会解散
  2. 投票日を発表
  3. 立候補届け出
  4. 警察官の投票
  5. 投票日

候補者の届け出は10月15日に行われる。2022年は投票当日に暫定結果が判明し、ディコン・ミッチェル氏は翌日に首相就任の宣誓を行った。

財務省は、2027年予算の編成作業を続けており、次の段階は選挙結果を待って進めるとしている。

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写真:ディコン・ミッチェル:Prime Minister's Office, GODL-India, Wikimedia Commons (トリミング済み) · ピーター・デービッド:Embassy of Japan in Grenada, CC BY 4.0, Wikimedia Commons (トリミング済み)